かもしのピアノ

毎日テーマに沿ってピアノ曲とエッセイ

10/08/2017『 晩鐘』#かもし(オリジナル BGM)


10/08/2017『 晩鐘』#かもし(オリジナル BGM)

 

 

『 晩鐘』
 
 
ミレーの絵
 
 
さてさて落穂拾い等に並び超有名なこの絵については色々な話があり
それはミレー自身の話にも繋がってくる
 

一般的にこの絵はアンジェラスというラテン語で天使を意味する名前の通り
一日3回、朝・昼・晩と鳴るアンジェラスの鐘に祈りを捧げるの農夫婦を描いた絵とされる
経験なクリスチャンの鏡的な意味でその手の人に好かれがちだ
 
 
そこに違う解釈を持ってきたのがダリ
ダリだそれって人はググってくれ
 
 
彼の解釈は
胸に祈りを捧げて頭を垂れている敬虔そうな女性のポーズは無意識の性的欲求を示していて
これはカマキリのポーズを示し男を襲おうとする女の性的パワーの現れで
一方で男性は帽子でティンティンを隠して頭をうなだれているが
これは男性の性的抑圧、不安を表しているものだという
 
 
実にダリらしい
ミレーが好きで『古典解釈 ミレーの「晩鐘」』などの晩鐘をオマージュした作品をいくつも残している
 
 
 
彼からみたミレーは19世紀でもっとも矛盾した画家とのこと
 
 
というのもミレーは生涯400点の油絵を残しているが
農作業の絵は100点程しかなく
他にも肖像画、宗教画、風景画、風俗画を書いており
中でもかなりヌードも描いていた
 

一般的には生活の為とされていて
ヌードばかり描く画家と揶揄されてから
二度と描くまいとバルビゾンに移り農民画を描き始めたらしい
 

バルビゾンに移ってからも描いていたという人もいるから実際のところはわからないが
こんな経緯があるからこそ
ダリも色々想像したんだろうと思われる
 
確かに死神を彷彿とさせる絵も描いていたりするしね
 
 

なんかこう色々な意見ある中で
まとめて描いてある記事がなかったのでまとめてみたかっただけ
 
 
 
個人的にはキリスト教的にどうだとか
性欲がどうたらとかどーでもよくて
色々な立場な人間に色々なことを想像させる絵を残したミレーは
何より立派な画家でありアーティストな訳で
生きているうちから評価された画家でもあるし
バルビゾン派という流れをつくった一人でもある
 
 
もし会って話せたのなら
狙ってやったの?
とお尋ねしたいところである
 
 

ま、こんな感じ
 
 

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晩鐘って日本で言えば5時頃鳴るチャイム放送なんだろうか