22/03/2017『Gibbon 手長猿』#かもし

『Gibbon 手長猿』

いやこの曲の感じで手長猿？

とか思うよね

まーきいてくださいよ

自分は禅画が好きなのである

こう禅宗の教えやらを絵で表しているものを指すんだけど
見た目は日本画チックな感じのやつ

全くもって禅宗に詳しい訳でも実践している訳でもないんだけど

うーんなんか好き
やっぱきっかけは円相だけど

調べていくと白隠さんや達磨さん
寒山拾得やらまあ色々でてきて
禅問答の面白やり取りなんかもまあわんさかでてくるんですよ

個人的に色々調べ集めて並べてみたいなあって思うのは悟りの瞬間ってやつ

禅問答で悟る人もいれば
竹が煉瓦にあたる音で悟るもいえ
お師匠さんが埃を手にとって、ふっと息で飛ばすのを見て悟る人もいるっていうね

いやなんつーかなんでもありなんっすね
自分でその瞬間を選べるもんでもないだろうけどさ

そんな身近なもんで悟れるなら
仮に自分が悟るならどんな瞬間がいいのか思いを馳せてしまうけど

少なくとも放屁の瞬間だったり
大便がトイレに落ちる音
なんてのは避けてほしいところです

実と共に大悟も顔を出す
みたいな

そうか！
子供がうんちが大好きなのは
無意識的に大便から大悟を感じ取っているからなんだ！
なんかちょっと漢字も似てるし！

なんて悟りなら
そのまま水に流してしまえばいいと思うよ、うん

きたねーな

んで、手長猿なんだけど
禅画には猿猴捉月図(えんこうそくげつ)ってよく使われるモチーフがあるんだけど

猿猴捉月っての四文字熟語にもなってて

猿が井戸に映った月を取ろうとして水におぼれたという故事から身分不相応な大望を抱いて破滅することのたとえ

とのこと
元ネタは故事だってさ

いやあこのお猿さんが可愛いなあって

月を助けようとしたのか
月に恋したのかわからないけど

水面にしろ、上空にしろ

月にまっすぐ手を伸ばす猿は
何とも何とも可愛らしい
そう思いませんか？

なんつーか雰囲気あるんだよねこれ

だから色んな人が描くんだろうけどさ

このお猿ちゃんを
馬鹿なやつ
と思うのか
何とも味わいがあるなあ
と思うのか
戒めとして捉えるのか

それは
あなた次第です！！

ま、こんな感じ

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かもしのピアノ